冬用のSPDシューズを探していて、ずっと気になっていた LAKE MXZ200 を購入した。
いわゆるウィンター用ブーツ型のSPD対応シューズで、見た目はかなりカジュアル寄り。価格は4万円ちょっとと、正直いい値段する。

今回はこのMXZ200を、通勤・200〜300kmブルベで実際に使ってみた所感をまとめておく。
購入したきっかけ
普段ロードやブルベでは、同じLAKEの CX241 を使っている。
長距離を走っても足の痛みがほとんど出ず、かなり気に入っているシューズだ。

ただ、CX241はいわゆるレース寄りのシューズで、
- 冬場は寒い
- 見た目が完全に「自転車用」
という点が少し気になっていた。
冬用で、ある程度歩けて、カジュアルにも使えるシューズが欲しい。
そう思っていたところで、このMXZ200の見た目にやられて購入してしまった。
ちなみに素材は、
- CX241:カンガルー革+カーボンソール
- MXZ200:牛革+ナイロン系ソール
という違いがある。
購入して最初につまずいた点(SPD対応?)
箱を開けて最初に思ったのがこれ。

「あれ、SPD対応って書いてあったけど、クリート穴なくない?」
調べてみると、ソール表面を自分でカットして、クリート取り付け部を露出させる仕様らしい。
海外のYouTube動画を参考にしつつ、カッターナイフでビブラムのソールを慎重にカットする。https://www.youtube.com/watch?v=iHEeNCKHx9M
正直、最初は少し戸惑うポイント。
ただ、一度やってしまえば難しい作業ではない。



クリート装着後・歩行性について
SPDクリートを取り付けた状態で普通に歩いてみる。

- クリートはソールより少し突出する
- ただしSPD-SLに比べれば圧倒的に歩きやすい
- クリートが減る心配も少ない
一方で、
コンクリートやレンガの上を歩くとクリートと地面の干渉音がかなり大きい。
手元の騒音計アプリでは最大57dB程度。
深夜の住宅街では、正直ちょっと気を使うレベルだと思う。

使用しているペダル
ペダルは Shimano PD-A530 を使用している。

片面フラット、片面SPDのタイプで、実はこれを3組も持っている。
スニーカーで乗る際にSPD面を踏むと痛いし滑るのでフラット面に
ひっくり返さなければならないが、慣れだ。
SPDシューズで足固定に疲れたりしたらフラット面を踏めるという利点もある。
- 冬:MXZ200+PD-A530
- 夏:SPD-SLペダル+ロード用シューズ
という形で、季節ごとに使い分けている。
メリット・デメリット
良い点
- 本革なので、手入れすれば長く使えそう
- 見た目がカジュアルで、街中でも浮きにくい
- SPDなので歩行性はそこそこ良い
気になる点
- 雨に当たるとシミになりやすい
- 価格が高い
- ブーツ型なので脱ぎ履きは少し面倒
防寒性能について
公式では対応温度が -10℃〜10℃ とされているが、
名古屋300W半島のブルベでは、早朝の橋の温度計が -5℃ を表示していた。
この時はさすがに足先が完全にかじかんだ。
ウィンターソールなるものが発売もされているが、「足裏」よりも「指先」の冷えが気になる。
使用することで変化があるのか気になるところではある。
個人的には、
・0℃前後までは対策次第で実用範囲
・氷点下では「耐えられるが快適ではない」
という印象だった。
200km・300kmブルベで使ってみて
このシューズで、以下のブルベを走った。

- BRM201 近畿200 伊勢
- BRM223 名古屋200 伊良湖
- BRM308 中部300 みんな大好きハマイチ
- BRM322 名古屋300 W半島
走行距離が 100kmを超えたあたりから、足の甲に軽い痛みが出る。
休憩時に脱いでマッサージをしつつ、なんとか300kmまでは対応できた。

冬場に400km以上を走る機会は少ないので割り切っているが、
より長距離を走るなら
- 革が馴染むまで履き続ける
- 何らかの対策を考える
必要はありそう。
そもそも、このシューズでブルベを走る想定自体されていない気もするが……。
その他いろいろ
- 落車で革に傷が入った時は、さすがに少しショックだった
- 通勤でも使用していたが、ブーツ形状ゆえ脱ぎ履きはやや面倒
- 暖かくなると足は蒸れるため、中部地方では3月くらいまでが限界

あとがき
余談だが、夏用に使っていたSPDシューズは、
乗鞍の頂上でソールが剥がれるというトラブルがあった。
まあ、劣化だ。

これを機に、
「歩いている時にクリートが地面に当たらないシューズ」
を改めて探してみようと思っている。
MXZ200は冬場の通勤+200〜300kmブルベ用途なら、選択肢としては十分アリだと思う。



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